2012年5月22日、東京スカイツリーがオープンする。
この電波塔は、関東の地上波デジタル放送の送信訳を担うとともに、東京を代表する観光名所となることが予想されるために、3月22日から始まる東京スカイツリーの個人入場券は、プラチナチケット化するだろう。オープンから7月22日まで、観覧は日時指定の完全予約制。当日券の販売はなく、インターネットによる事前購入は抽選制だ。

周辺も大規模な再開発によって、押上駅と業平橋駅を繋ぐ「東京ソラマチ」という一大タウンが建設されている。不動産の視点からいえば、これからスカイツリーのある墨田区、お隣の台東区と江東区は、人気の住宅地になっていくに違いない。

そんな中、江東区に建設された「D’グラフォート清澄白河スパークリングタワー」の最寄り駅、清澄白河駅周辺は、日本を代表する下町だ。
隅田川から分かれた小名木川沿いに佇むこの高級分譲マンションの近くには、アサリのすまし汁(最近は味噌汁)を米飯にかけた名物・深川めしの店が立ち並び、ほかにも地元ならではの個人商店が街を彩っている。
清澄庭園や木場公園など緑も多く、再開発の先駆け的存在である錦糸町や木場のショッピングモールも徒歩あるいは自転車圏内である。

この下町地域を支えるスーパー「赤札堂」の存在も大きい。
1917年10月、深川で創業。商品の安さを売りに店舗を拡大し、何よりショッピングモール以外の単独店は、23:00まで営業している店舗が多く、仕事のために帰宅が遅くなる同地区の家庭の台所を助けている。

もうひとつの特徴は、同地域の森下駅周辺を代表する存在、「のらくろ商店街」だ。
こちらも地元色溢れる店舗によって形成されている商店街だが、それ以上に「のらくろ」の原作がいかなる内容であったか、もう知る者は少なくなってしまった。

戦前の日本漫画黎明期に「少年倶楽部」に連載された同作品は、野良犬(孤児)の「のらくろ」=野良犬黒吉が犬の軍隊に入り、大尉まで上り詰め除隊。大陸で金山を掘り当てたあと、日本で喫茶店のマスターとなるというお話である。
それは、まさに日本が日中戦争から太平洋戦争、そして敗戦から戦後の復興へと繋がる道であった。日本漫画界の父・手塚治虫もこの「のらくろ」から影響を受けたとも言われる。

再開発によって、東京都は人々は過ごしやすい街に生まれ変わる。その一方で、これほどまでに“現代”ではなく“近代”ニッポンの薫りを残している街は、他にない。

男なら、日本人なら忘れちゃいけないものがある。そんな街で、「D’グラフォート清澄白河スパークリングタワー」はあなたの入居を待っている。

 

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