白金あるいは白金高輪といえば、都内を代表する高級住宅地だ。かつて「シロガネ―ゼ」と呼ばれることに憧れた女性が、どれだけいたのだろうか。
白金高輪駅に隣接する「白金アエルシティ」は、そんな白金地区のランドマークとして2005年11月に開業された複合施設である。

この「白金アエルシティ」、他の再開発地域と全く異なる点がある。この複合施設を構成する要素は、高層オフィスビル、高層マンション、児童用施設、そして……工場だ。
おそらく「白金」といえば、誰もが夢のような高級住宅地を想像するに違いない。もちろん現在はそうしたイメージどおりの街が形成されているのだが、そんな街並みは昔からこの白金地区を支えてきた工場群によって成り立ったという歴史を持つ。

白金高輪駅、そして白金アエルシティがある白金一丁目は「準工業地域」に指定されている。
「準工業地域」とは、再開発に向けていくつかの制限の下、住宅地と商店などのほかに工場施設も組み込むことで、幅広い層の人口を確保するための規定だ。
住宅地や商店などと共存していくために設けられた工場の用途制限としては、人体に影響を及ぼすような化学製品、公害をもたらす燃料、あるいは大火災を巻き起こす引火性の高い原料を取り扱うことを禁止している点が大きい。

もともと白金は、明治時代までは巨大田園地帯として有名で、日本の近代化に合わせて住宅・商店・工業が増加していった。そこで再開発が進められるうえでも、白金アエルシティの一角に工場棟を設け、その中に白金で経営を続けていた町工場が組み込まれていくこととなる。

よくテレビドラマで放映されていたような、再開発にともなう地元商店の(どこか非合法な)立ち退きではなく、街のルーツを活かした再発展を遂げたところに、白金という街と白金アエルシティには好感がもてないだろうか。

実際、「シロガネーゼ」という言葉も、白金・白金高輪の再開発に向け、地域のブランド力を高めるためにメディアが活用した、イメージ戦略のひとつでもあった。

そして、再開発地域に高級賃貸マンションあり、という法則も変わりない。この白金アエルシティには、「プレイス白金ブライトレジデンス」という高級分譲賃貸タワーマンションが建設されている。
部屋のタイプは2LDK~3LDKが中心のファミリー向けで、ウォーク・イン・クローゼット付き物件が多いのも、所有する衣服が多いであろうシロガネーゼには嬉しい条件だろう。

工場地域から再開発により高級住宅地、高級マンションの建設へ――日本の経済成長を象徴する地域、白金と「プレイス白金ブライトレジデンス」こそ男のロマンだ。

 

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